「ベッドに入ってもなかなか眠れない」



「心配ごとがあって眠りがいつも浅い」



「寝ているけど疲れが取れない」



あなたはこんな経験はありませんか?



あるデータによると、現代人の約8割が「不眠」で悩んだ経験や問題を抱えているとか。



まさに現代病といっても良い「不眠」。そしてこの言葉の対極にいるのが「猫」の存在でしょう。

1日に14~16時間寝ているという猫。その猫の「写真」を見るだけで眠くなります、という説を唱えているのが、精神科医で医学博士の萩原優先生。イーハトーブクリニックの院長先生でもあります。



これを読めば、あなたも今夜からぐっすり眠れるかも?今回は、名医がすすめる快眠メソッドをご紹介しましょう。



 

■なぜ猫の写真を見るだけで眠くなるの?




私たちが眠いと感じる時は、自立神経のうちの「副交感神経」が優位になっているときです。しかし1日中ずっと忙しく働いていたり、強い緊張やストレスを感じていると、夜寝ようとしても「交感神経」が高ぶっているために副交感神経の働きが弱くなってしまいます。



これが熟睡できない、なかなか眠りにつけない原因なのだとか。



このような状態から抜け出す簡単な方法として、「ミラーニューロン」活用法という方法があります。これは誰でも簡単にできるオススメの方法。



このミラーニューロンという脳細胞には、目の前の人や動物が行動するのを見ると、自分も同じ行動をしていたり、同じ気持ちになるという錯覚を起こす働きがあります。



この働きを活用するには、人よりも動物の方が効果があるとか。そしてその動物といえば、なんといっても愛らしい猫。とりわけ寝ている猫の写真がとても効果があるというのです。



寝る前にベッドに中で、猫の寝ている写真を眺めて見てください。写真を見ながら、「私も眠くなる」「眠い、眠い、もうすぐ寝そうだ」と囁いてみると自然に眠くなっていくそうです。



なるほど、確かに誰でもできる、簡単な方法ですよね。



 

■他にもある!名医がすすめる快眠メソッドとは






不眠症を治すには、毎日のちょっとした活動が効果があるといいます。その活動とはこの3つ。「掃除」「リラックス」「ウォーキング」です。



一見、不眠とは全く関係がないこの3つの行動、これがなぜ不眠に効果があるかというと、まず、部屋の中がごちゃごちゃと汚いと、それがどうしても視界に入りますよね。



人間は情報のほとんどを視力から得ているため、部屋が汚いとそれだけで副交感神経のはたらきを妨げ、不眠をもたらす大きな要因になってしまうのです。



そして毎日夕方以降に20分程度のウォーキングを行うと、体の血行が良くなり、眠りを誘うホルモンである「メラトニン」が分泌されやすくなります。



このメラトニンは快眠ホルモンでもあるので、とても大切。そして最後の「リラックス」は、言わずもがなですよね。



良い睡眠を得るには、体と心がリラックスしていることが必要です。毎日寝る前に「今日も1日ありがとうございました」と感謝の言葉をつぶやく習慣をつけてみましょう。



この感謝の心をもつことは、そのまま副交感神経に作用して、自立神経をととのえる働きもあるそうですよ。



 

■芸能人もやっている画期的な不眠解決法




黒柳徹子さん、浅田舞さん、深田恭子さん、大島優子さん、宮沢りえさん。これら大物芸能人が、不眠対策として行っているという方法が、



「ノーパン睡眠」



です。この画期的な方法を推奨しているのは、医学博士で日本産婦人科学会専門医の丸山淳士先生。



睡眠時のパンツの悪影響は2つ。1つは「ゴムの締め付けによる腹部の圧迫」です。寝ようとしている時に腹部を圧迫されると、脳神経が刺激され、脳が興奮するために交換神経が優位に働くので睡眠を妨げてしまうのだとか。



そしてもう1つの理由が「ゴムの締め付けによる腹部の血行不良」です。腹部の血行が悪いと全身の冷えや体温維持機能が乱れるためにリラックスして眠れないと言われています。



 

■最後に




いかがですか。夜ぐっすり眠るには、寝る前に軽く運動をして、綺麗な部屋でリラックスすること。そして猫の写真を眺めながらノーパンで寝ることでした。



うーん、この方法、確かに効果がありそうですが、腹部を締め付けないだけでいいなら、ノーパンにならなくても良いのでは?



最近はゴムの締め付けがない「腹巻パンツ」という商品もあります。私は個人的にはコチラがオススメ。なかなか眠れない方、ぜひ参考にしてみてください。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫の○○を見るだけで不眠が治る?睡眠の名医が教える不眠解消法とは