愛猫が快適に暮らせるようにしてあげたい。それにはまずどんな部屋にしたらいいんだろう。



猫を愛する飼い主さんなら、「猫目線」で自分の生活環境を整えたいはず。猫のニーズにあった部屋作りを検討してみませんか?



愛猫のための部屋作り、キャットリフォームに挑戦しましょう!今回は、失敗しないためのちょとしたコツをご紹介します。



 

■部屋の中を「街」だと考える




完全室内飼いの猫にとって、部屋の中が世界の全て。室内は自分の縄張りと、衣食住が全て揃った「街」のような存在です。



飼い主さんの家は、住民(あなた、家族、猫、他の猫)のニーズに合わせて環境を作っていく必要があります。



キャットリフォームで重要なのは、誰もが滞らずに自由に空間を移動できること。地面で暮らすのが好きな住民(ニンゲン)もいれば、高い場所が好きな住民(猫)もいます。



まずは問題点を見つけ出し、解決策の対策を考えることが大切です。



 

■レッドゾーンを見つける






他の猫と必ず争いになる場所、猫が必ずイタズラをする棚、スプレー行為など、問題行動を起こす家具が部屋の中にありませんか?



そこは猫がストレスに感じるレッドゾーン。家の中で猫が問題行動を起こしやすい場所にはテープでバツ印をつけてみて下さい。



室内の複数箇所にバツ印がつくのなら、まずはそこがリフォームすべき場所です。猫が問題行動を起こす理由は「狭さ」かも知れません。猫にしかわからない「匂い」だったり「音」の場合も考えられます。



「対人(猫)関係」で問題を起こすなら、他の場所に移動してあげると良いでしょう。



 

■猫の動線を把握する




猫は習慣の動物です。そして自由にのびのび動き回れる環境を好みます。猫がいつもくつろぐ場所、走り回れる場所を確保してあげましょう。



また、猫は日向ぼっこが大好き。日当たりのよい窓辺では毎日決まった時間にそこでくつろいでいるかも知れません。



猫の動線を把握して、そこに猫の動きを邪魔するような家具や物を置いたり、長時間その場所を占領するようなことはNG。



爪とぎは猫がリラックスする場所に置く、ご飯や水の器は人があまり来ない静かな場所に設置するなど、猫の気持ちを考えた環境作りが大切です。





いかがですか。猫は案外神経質。自分の縄張りと衣食住には強いこだわりがあります。清潔なトイレ、十分な食事以外に、快適な環境作りも大切です。



部屋のインテリアや家具の配置は、どうしても飼い主さん目線で考えてしまいがちですが、一緒に暮らす猫のことも考えてあげましょう。キャットタワーはもちろんですが、キャットウォークも猫が喜びますよね。取り付けはそれほど難しくはありません。



簡単なDIYで猫が満足するリフォームができます。今度のお休みは、キャットリフォームに挑戦してみてはいかがでしょうか。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫が喜ぶ部屋作り・キャットリフォームを成功させるコツとは?