楽しい楽しい愛猫ライフ。しかし、



「猫の心が全て分かるなんてことは決して有り得ない。私たち自身が猫にならない限りは」



という名言を遺したのは19世紀の猫好き聖ジョージ・ミヴァート。どんなに猫を愛していても、



「どうしてこんなことをするの~!」



ということをやってくれるのが猫という生き物ですよね。



私も毎回どうしてうちの猫は息子の足の匂いを嗅ぐのが好きなのか、愛猫に聞いてみたい衝動に駆られます。まぁおそらく猫の方も、



「どうしてアンタは毎日俺のウンコを拾ってるの?」



と思っているかもしれませんが。



今回は、多くの飼い主さんが猫に対して感じているであろう悩みと対策について調べてみました。



 

■せっかく買ったおもちゃで全然遊んでくれません




「猫は猫じゃらしが大好きだと思い、タイプの違う猫じゃらしを愛猫のために5本も大人買い。でもうちの猫は全く興味を示しません。もしかして視力が悪いのかと思って健康診断をしてもらいましたが、異常は無し。一体どうして?」



猫じゃらしで遊ばない猫、それは決して珍しいわけではないようです。猫は遊ぶのが好きだと言っても、おもちゃを使って遊ぶよりもかくれんぼや追いかけっこのような遊びが好きな猫もいます。



猫の好みは猫それぞれ。いろんな遊びを試して愛猫の好きなタイプを探ってみてはいかがでしょうか。



 

■元野良猫だったせいか、隙があれば外に出たがって困ります






「野外での暮らしが長かった愛猫。時間をかけてフードで慣らし、やっと室内猫にしたものの、ドアや窓を開ける音がするたびにすっ飛んできて脱走しようとします。私との暮らしよりも今までの暮らしの方が良いのか悩んでいます。。。」



保護猫を飼っている方なら、この悩みを経験した飼い主さんは多いでしょう。外で暮らしてきた猫は、自分で縄張りを作って行動していたはず。



縄張りが気になって脱走しようとするのはごく自然な行為です。脱走したがる猫ちゃんは、好奇心が旺盛で探究心が強い猫が多いので、室内でも退屈させない工夫を考えてあげましょう。



自由に運動できて上下運動もできる空間を作ってあげることが大切です。



 

■1匹だけ、どうしても懐いてくれません




「保護猫活動をしているのでいつのまにか猫を5匹も自宅で飼っています。みんなとても良い子ですが、1匹だけどうしても懐いてくれません。」



猫の中にはやはり相性というか性格が難しくて合わない猫もいて当然です。そして愛情表現も猫それぞれ違うはず。スリスリゴロゴロしてくれなくても、同じ室内で居眠りするようならあなたに気を許している証拠です。



あなたは気になってついその猫をじっと見つめていませんか?それは猫にとっては喧嘩を売っているサイン。ますますあなたから離れてしまいます。



決して無理強いせず、その関係を受け入れていれば、いつか猫の方からあなたに歩み寄ってくれるはずです。





いかがですか。この3つの悩み、あなたも猫になったつもりで答えを考えてみてくださいね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 うちの猫のこんなことで困ってます…。みんなの悩みはコレで解決!