我が家の愛猫カイトは今年8歳になるオス猫ですが、自分以外の猫が嫌いです。たまに預かる保護猫ちゃんが来ると、高い位置からじっと見つめて“家政婦は見た!”状態。シャーフー言いながら



「あの子は何?どうしてうちに連れてきたの?」



と文句タラタラ。カイトが初めてうちに来た時に先住犬だったチワワのルイが「人間嫌いの犬猫嫌い」だったため、その影響を受けてしまったのかも知れません。



しかし犬と猫同士が仲良くしたり、猫同士がくっついて寝ている写真を見るととても可愛いですよね。まさに「飼い主の夢」のシチュエーションではないでしょうか。



そもそも猫は昔は単独で暮らす孤高のハンターでした。その気質は今はどうなっているのでしょうか?猫は1匹or複数どちらがいいの?



今回は猫同士のコミュニケーションの不思議について調べてみました。



 

■猫は1匹でいるのと複数で暮らすの、どちらがいいの?




これはその猫の性質・環境で変わると考えて良いのではないでしょうか。ケースバイケースだと思います。



猫はもともと単独生活者ですから、他の猫が自分の縄張りにいることを嫌います。しかし餌がふんだんにある環境なら複数でも仲良くらしていけるはず。



ただそれでも他の猫といるとストレスに感じる猫や、逆に留守番などで1匹だと退屈な猫もいます。1つ言えることは飼い主の精神状態は猫に影響するので、飼い主が平穏に暮らせる環境が1番大切かも知れません。



 

■新入り猫と先住猫が喧嘩する場合






最初から猫同士が仲良くする方がレアなケースかも知れません。むしろ新入り猫と先住猫が喧嘩するのは最初は当たり前だと考えても良いでしょう。



相手の存在が気になるから、コミュニケーションの手段として「喧嘩(じゃれあい)」という手段を取っているのかも知れません。



しかし他の猫と暮らした経験のある猫なら、どんな猫とも仲良く暮らす能力を培っているはず。



一時的に仲が悪くなったり、喧嘩ばかりしていても、基本的に仲間意識を持って共同生活ができるはずです。



飼い主は心配になるとは思いますが、無理に部屋を分けたりせずに猫同士に任せて静観することも方法の1つかも知れません。



 

■猫は1匹で寂しくないの?




猫などの動物は、たとえ兄弟の間柄でも1~2年経った後で出会うとお互いに侵入者とみなして喧嘩することもあると言います。



共に暮らした仲間、家族をずっと覚えているのは、群れ社会で暮らす動物で知能の高い動物だけなのだとか。



猫は単独で生活するのが当たり前なので、1匹で寂しいとは思わないようです。





いかがですか。猫同士のコミュニケーションの不思議。毎日毎朝べったりとくっついて甘えて来る愛猫を見ると、



「本当に1匹で生きていけるの?」



と聞いてみたくなりますが、皆さんのお家の猫ちゃんはいかがでしょうか?
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫は1匹or複数どちらがいいの?猫同士のコミュニケーションの不思議