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パイナップルに含まれる豊富なビタミンは新陳代謝を促し、皮膚や粘膜の働きを良くしたり、免疫力を高めたりする効果があります。また、食物繊維は便秘の予防や解消に役立ちますし、クエン酸やブロメラインには食欲をアップし、消化を助ける働きがあります。
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犬にパイナップルを与えるときには皮や芯を取り除くことに加えて、他にもいくつかの注意点があります。
パイナップルに含まれる食物繊維は便秘の予防や解消に役立つ一方で、一度に食べ過ぎてしまうと下痢や消化不良の原因につながる可能性があります。たくさん与え過ぎないことが大切です。
また、「ワルファリン」という血栓予防の薬を飲んでいる犬にパイナップルを与えてしまうと、薬の効果が強くなりすぎて出血しやすくなる可能性があるので、与えないように気をつけましょう。
パイナップルにアレルギー反応を示す犬もいます。初めて与える時はほんの少しで様子を見るようにしてください。もし万が一、体に何らかの変化が見られるようなら、すぐに獣医師に相談するようにしましょう。
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パイナップルの缶詰やジュースなどの加工品を犬に与えるのはどうでしょうか?
缶詰はシロップ漬けになっていて、砂糖がたくさん入っているので避けた方がいいでしょう。肥満や糖尿などの健康被害につながる可能性があります。
ジュースはパイナップルのみが原材料になっているならOKです。果汁100%と書かれたものであっても糖類や香料が添加物として含まれている場合があるので、原材料をよく確認してから与えるようにしてください。
ドライパイナップルに関して言えば、砂糖がコーティングされていますし、食べたものが胃の中で膨らんで消化不良を起こす可能性があります。積極的に与える必要はないです。