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こうした点が挙げられます。これらの行動は一時的なもので、最終的には妊娠中の飼い主さんの変化を受け入れて、その状態に慣れ元の状態に戻ります。
しかし、中には元の状態に戻ることが難しい子もいるようです。そのような場合は、プロのドックトレーナーに問題解決を依頼されることをおすすめします。
ではここで、愛犬が妊娠に気づいた実際の体験談をご紹介しましょう。
「我が家では結婚する前から夫が飼っていた小型犬を2匹がいます。家では大人しくしていますが、運動することが大好きな犬たちです。いつもわたしたちと同じベッドに潜り込み、脚と脚の間に挟まって眠ることを好んでいました。
しかしある日、この犬たちがいつもと違う行動をするようになりました。今までは脚の間に入ることがお気に入りだったのに、急にお腹を枕にするように寝始めました。不思議なことに2匹がそうするようになったのです。
それから2週間経過し、妊娠検査薬を試してみると陽性でした。その後も愛犬たちは、わたしのお腹に頭を乗せて寝ることを続けています。お腹が少しづつ大きくなっているので、頭を乗せるのが大変そうに見えますが、今でも頑張って寝ています。
今思えば、お腹への添い寝が始まったのはちょうど妊娠した頃です。犬だけが何かを察知し、わたしの妊娠に気づいたのです。犬の妊娠察知能力は驚嘆すべきものだと実感しました。」
Hannamariah/shutterstock.com
愛犬は女性の飼い主さんが妊娠していることに気づき、その変化にも順応していきます。
では飼い主さんが出産し、病院から退院して赤ちゃんを愛犬のいる我が家に連れて帰ってきたとき、愛犬はどのような反応をするのでしょうか?また、飼い主はどのような対策をすると良いのでしょうか?
すでに赤ちゃんを迎えた、愛犬を飼っている方の異なった体験談から見てみましょう。
「生まれたばかりの赤ちゃんはすぐに粗相したり夜泣きしたりするので、その度に愛犬が反応していました。愛犬は最初は落ち着かなかったようですが、少しづつ慣れ、すぐに家族として認めてくれました。今ではすっかり我が子に慣れてくれ、優しく接してくれています。」
「赤ちゃんが家族に加わってから、愛犬がわたしや赤ちゃんを優しく気遣ってくれるようになりました。赤ちゃんにもすぐに慣れて受け入れてくれました。今後赤ちゃんが成長していっても、良い友達になってくれると感じています。」
「うちにはチワワがいますが、赤ちゃんがうちに来ても特に大きな反応はありませんでした。」
「赤ちゃんが自宅に来ても特に反応はありませんでしたが、わたしのお腹が小さくなったことに気づいたようです。最初は違和感を感じているようでしたが、すぐに慣れてくれました。」
「新しい家族に赤ちゃんが増えると、どうしても愛犬への接し方が2番目になってしまいます。そのため、我が家の愛犬ダックスフンドはそれが気に入らないようで、いつも嫉妬をし、時折嫌がらせまでしてきます。でも、それも慣れてきたようで、最近は赤ちゃんが泣くと教えてくれるようになりました。」
「我が家ではチワワを飼っています。わたしが妊娠当初から興味津々でいつもにおいを嗅いだり、心配そうに寄り添ってきたりしてくれましたが、赤ちゃんが生まれた後もその興味は絶えないようです。赤ちゃんをいつもよく観察し、クンクンにおいを嗅いだりしています。今後、仲良く遊んでくれるよい遊び相手になってくれることを期待しています。」
「病院から自宅に帰宅したとたん、愛犬が吠えてきました。きっとヤキモチを焼いていたのだと思います。もちろん今はもう吠えることはしませんが、慣れるまでに少し時間がかかりました。」
「わたしは愛犬にすぐに赤ちゃんを覚えて欲しいため、家に着いてすぐに生まれたばかりの赤ちゃんをのオムツのにおいを嗅がせて、においを覚えてもらいました。その後、おむつ効果があったのか吠えることもなく、少しづつ愛犬のほうから距離を縮めてくれました。今では一緒にそばで寝てくれています。我が子と愛犬が寄り添って寝ている姿をみれるのはとても幸せです。」
「赤ちゃんの世話はママのほうが多くするはずです。そこで愛犬のトイレの掃除はすべて夫にお願いしました。そうすることで、愛犬の排泄物と赤ちゃんの接点を無くすことができ、安全な環境での子育てにつながりました。」