小包と思ったら猫?!

女性が家のポーチに近づいてそこに何かがいるのを見たとき、最初は小包かと思いました。
近づいてみると、それは苦しんでいる動物だったという恐ろしいことに気付いたのです。
イギリスのブリストルで、コンクリートで覆われた2歳のオレンジ色の猫を発見しました。
彼の背中と顔はすでに固まっていて、可哀想な猫は目を開けることさえできなかった
出典:https://www.thedodo.com/cat-covered-concrete-1488012383.html

帰宅したときに、小包が置いてあると思ったらなんと動物だった…
なんてことがあったら心臓が止まりそうになるほど驚くでしょう。
しかもコンクリートで毛が固まっていたというのですから、状況は深刻です。

どういう経緯でそうなったてしまったのでしょうか?
ご存じのとおり、コンクリートは固まる前は泥状ですが固まるとどうすることもできないほど固くなってしまいます。
女性が猫を発見したときにはすでに背中と顔は固まっていたので、時間がたてばほかの場所も同じようになっていきます。
そうなると時間との勝負となります。
一足遅ければ命取りになりかねない事態だったのですね。

身体もコンクリートで固まっていた

のちにグラントと命名された猫はすぐに獣医ブリストルに連れて行かれ、ここで彼の毛はコンクリートを取り除くために剃られた。
グラントを治療した獣医アダム・シェリダンさんは、「グラントを最初に見た時、コンクリートが肺の上にも乗っていたらもう絶望的だなと思った」と語った。
出典:https://www.thedodo.com/cat-covered-concrete-1488012383.html

女性が急いで病院に連れて行ってくれて、自分ではもうどうしようもない状況だったグラントは心から安心したことでしょう。
しかしまだ事態は解決していません。
これからがグラントの戦いなのです。

写真を見ると濡れて固まっているようにしか見えませんが、これが全てコンクリートなのですからかなり重くなっていたと思います。
この重さが肺に乗っていたら、呼吸がうまくできないので絶望的だったのでしょう。
上から岩を乗せられているのと同じようなものですから…
そこがグラントの運命を決める分かれ道だったんですね。

情報提供元: mofmo
記事名:「 まるで小包のようだった。毛がコンクリートで固まり目も開けられなかった猫の運命は?