今回は鉄道愛好家や廃線マニアがこぞって訪れる「旧石部(せきべ)トンネル」をご紹介します。


 

 

石部トンネルには長い歴史がありました



 


静岡県静岡市大崩海岸(おおくずれかいがん)にあるJR東海道本線の「旧石部トンネル」

平行に走る磯浜トンネルと共に明治22年(1889年)に開通しました。


 

 
▼昔は蒸気機関車が走っていました

出典 instagram/@kazunori110 さん



 

 


昭和19年(1944年)にJR東海道本線は現在新幹線が走っている日本坂トンネルへ移設されます。

その後旧石部トンネルは道路用のトンネルとして利用されていましたが、昭和23年(1948年)、甚大な被害をもたらしたアイオン台風によって一部が崩壊。

現在は残っている坑門部分を見ることができます。


 

 

大迫力の「旧石部トンネル」跡を写真でご紹介



 

出典 Twitter/@Dot33GS30 さん



 

 

出典 Twitter/@tobenaibousi さん



 

 

出典 Twitter/@Massan_190 さん



 

 


※トンネルの開口部にはロープを伝って入ることができるそうですが、安全とは限りません。

あくまで自己責任となりますが、行かれる方は十分にご注意ください。


 

 

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▼苔やススでオレンジ色のレンガが覆われているようですね。


出典 Twitter/@MASUMI_mosomoso さん



 

 

画像提供 Twitter/@MASUMI_mosomoso さん



 

画像提供 Twitter/@MASUMI_mosomoso さん



 

画像提供 Twitter/@MASUMI_mosomoso さん



 

 
▼こちらは2014年12月の様子

出典 Twitter/@betafujihara さん



 

 

旧石部トンネルを見た後には・・・



 


すぐ近くにある旧国道の「石部洞門」も。


 

 
▼左が石部洞門、右が石部海上橋

出典 instagram/@nakayama000225 さん



 

 



そもそもこの海岸の名前「大崩海岸」は崩落が頻繁に起きることからつけられたといわれています。

旧石部トンネルもこの石部洞門も自然の恐ろしさを体現しているのかもしれません。


 


廃墟マニアにはたまらない場所ですが、訪れるなら自己責任となります。

足場が悪い場所が多いので滑りにくい靴と適切な服装で訪れてくださいね。


 

 

情報提供元: @Heaaart
記事名:「 廃線マニアを惹きつけてやまない…静岡大崩海岸にある“旧石部トンネル”の歴史と現在の姿