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「明日は天気が良くない」に対し、その情報が正しいのか、または間違っているかで、返事をしています。「明日の天気は良くない」は、間違った情報ですので、「いいえ」「ううん」と答えています。
こちらも、先述の文と同じく、「土曜日のパーティーには来ない」という情報に対して、その情報が正しいのか間違っているのかで返事をしています。「パーティーに行けない」ので、その情報は合っています。ですので、「そうなんです」「うん」と答えています。
日本語の「はい」「いいえ」の答え方は、〇×クイズ、True or Falseクイズの様な感覚です。
次に、英語のYes”No”の感覚を整理してみましょう。Tag question(付加疑問文)を使ってみます。
日本語と英語の感覚の違い、分かりましたか?英語は、その情報に対し、それが合っているか間違っているかで返事をするのではなく、答えが肯定文ならYes、否定文ならNoと答えるのです。この場合は、“It’ll be sunny.”は肯定文なので“Yes”となり、“I’m not coming to the party.”は否定文なので“No”となります。
もっと簡単な文で練習してみましょう。以下の質問に対して、自分の答えを考えてみて下さい。かっこの中の日本語訳は、その英語のニュアンスです。日本語訳につられずに考えて下さいね。
上記の質問は、日本語のニュアンスは違いますが、全て、「ネコが好きかどうか」を尋ねている文です。答えが“I like cats.”(ネコが好き)と肯定文なら“Yes”となり、“I don’t like cats.”(ネコが好きではない)と否定文なら、答えは“No”となります。
もう一つ練習してみましょう。
上記の質問は、ニュアンスの違いはありますが、全て、あなたが日本人かどうかを尋ねています。ですので、日本人なら“Yes”、日本人でないなら“No”となります。
どうしても自信がなければ、“Yes”“No”で答えずに、文章で答えるという事も出来ます。「日本人かどうか」の質問に対して、“I’m Japanese.”「日本人です」と答えればいいのす。ですが、それだと、自分が質問に答える場合にはなんとかなりますが、他の人が言った“Yes”“No”の解釈を間違ってしまう場合があります。
英語のYes/Noの感覚は、慣れてしまえば日本語よりも簡単です。是非練習してYes/Noの感覚をマスターしてNotがついた否定疑問文や付加疑問文もスムーズに答えられるようにましょう。