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シャドーイングとは聞いた英語をそのまま真似して口に出すこと、CDなどから流れてくる音声をそのまますぐに繰り返す学習法です。上手くこの学習法を利用すればスピーキング、リスニング、ボキャブラリー数、発音などほとんど英語を話すのに必要な全てのスキルを伸ばすことができる究極の学習法。私が思うシャドーイングを行う最大のメリットは、英語を英語で理解できるようになること。つまり頭の中で1度日本語に訳さず英語を理解できるようになることです。シャドーイングには英語学習者には嬉しい効果ばっかり。今からはシャドーイングの効果を最大限に得る学習方法を紹介します。
教材は自分のレベルに合ったものを選ぶことが大切です。基本的にはネイティブが英語を読んでいる音声付きのものであれば何でも構いません。今ではネット上でスクリプトなども簡単に手に入るのでYouTubeを活用する手もありですね。
どれを選べばいいか分からないと言った方にはEnglish Journalなどの英語月刊誌がおすすめです。シャドーイングの教材を選ぶときの目安としては2~3分の長さの教材がいいでしょう。
いきなり教材を見ないでシャドーイングしても、ほとんど上手くできないと思います。なので最初の3~5回は練習として教材を見ながら行いましょう。
ここからは早速テキストを見ずにシャドーイングを行います。その際には携帯アプリなどを活用して自分がシャドーイングしている時の様子を録音してください。
ステップ3で行ったシャドーイングの音声をテキストを見ながら確認しましょう。その際に言えなかった単語や変な発音になっているところに印をつけます。ここは自分に厳しくなり、かなり厳しく印付けを行ってくださいね。このステップで印がついたところがあなたの弱点です。シャドーイングでは自分の弱点を知ることができますよ。
テキストを見てテキストの意味と知らない単語のインプットをしていきましょう。単語だけではなく実際に使えそうだなと思ったフレーズや文もどんどんインプットしていきましょう。
これがシャドーイングで最も大切なステップです。完璧にできるまで何度も何度も繰り返すことが大切です。80~90%の完成度ではだめなんです。100%完璧にできるまで何度も何度も行いましょう。
私が初めてシャドーイングとして使った教材を終えるまでにかかった回数は3000回以上です。当時の私の英語力では3分程度の教材を完璧にシャドーイングできるようになるまでに3000回以上かかりました。
シャドーイングをする際に毎回音声を録音する必要はありませんが、たまに音声録音を行いましょう。そして自分の弱点ポイントの確認をしていくことが大切です。
録音した音声を確認する時に重点的にチェックしたいところは以下の通りです。常に心に留めて取り組んでくださいね。
実際にシャドーイングを行う時にがちがちの臨戦態勢で行う必要はありません。私は一人暮らしをしていたので洗濯や皿洗いの家事をしながらよく行っていました。これだと毎日続けることができますよね。
シャドーイングは10分でもいいので少しずつ行うことが大切です。なかなか成果が見えづらいかもしれませんが、確実に上達はしています。シャドーイングの効果は私が保障しますので、ぜひ毎日の英語学習に取り入れてみてください。