今やネットで何でも買える。買えないものはない、そう「うなぎパイ」でさえも。といいますか、ご当地お土産が、ネット販売され購入できるというスタイルは今やどこでもやっているし当たり前の時代にはなりましたが、実はそれを許可していないお土産があるのです。それが浜松のうなぎパイです。


オンラインで売られる「うなぎパイ」



さてネットを見ますと、確かにオンラインでうなぎパイが売られていることを確認しました。Amazonをはじめ、ヤフオク、メルカリなどネット通販が可能なサイトでどこにでも売られており、企業の名前もしっかり「春華堂」とされている。


つまりオフィシャルで「春華堂」がうなぎパイを販売してる・・・ように見えるわけですがこれは大きな間違い。実はネットでは春華堂はうなぎパイを一切販売していないという。


実際に直営店に行ってきた。



ということで、オンラインではなく普通に直営店に行って買ってくることにしました。直営店であれば、本部の意見がしっかりと伝わっているはずです。看板には「春華堂」。これは間違いなく春華堂です。


ということで今回はそんな中、直営店のみで売られている「お徳用袋」のうなぎパイを購入。



沢山のうなぎパイが袋詰されておりますが、これは厳しいチェックを通らなかった規格外の商品。しかし、品質には何ら問題ない。



若干折れていたり、サイズが違ったりするのでこの辺が、規格外とされるのであろう。味はまったくもって普通のうなぎパイです。という事で本題に戻り


ネット販売されているうなぎパイはどういう意図なのか、春華堂のオフィシャルなのか、実際に聞いてみました。


実際に聞いてみた


ということで、オンラインで販売されているうなぎパイは、春華堂のものなのか、聞いてみた所


春華堂のものではありません。うなぎパイはオンライン販売しておりません。


とのこと。では売られているものは一体どういう意図なのか、聞いてみると


恐らく転売目的か、お店で買って売っているので春華堂ではない。


とかなり困惑気味の様子。つまり何者かが店で仕入れ、高額で転売しているものと思われる。実際、800円(税別)のお徳用うなぎパイはアマゾンでは2,330円と、およそ3倍の価格で売られておりました。


ちなみに春華堂オンラインという専用オンラインサイトがあるそうですが、そこでもうなぎパイは売られていないので、実質ネットでうなぎパイを買うということはつまり、転売ヤーから仕入れるという闇うなぎパイとなる。


しかも割れていたり、破損していたり品質は悪く、決して手に入れるべきではない。だからこそ春華堂では、うなぎパイをオンライン販売できないという理由がここにあるわけで、公式サイトにも記載されている。


当社商品『うなぎパイ』は、職人による手づくりでデリケートな商品特性上、割れ易く発送に不向きな商品でございます。そのため誠に恐縮ですが、現在通信販売を中止しております。


引用:春華堂

https://www.shunkado.co.jp/onlineorder/


春華堂では以前、スイーツをテーマとした施設がオープンし話題を呼んでおりますが


もし、本当にうなぎパイを食べたいという方は是非とも浜松市に来ていただき、直接仕入れていただくのが良いのかもしれません。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 ネット販売うなぎパイは100%転売の、闇うなぎパイであることが判明、心境聞いてみた