北半球において冬は寒い。これは地球上で暮らす生物において、共通の摂理です。当然、なんの防御もなければ、凍って死んでしまうということは残念ながらおこりえます。しかし、それだけでなく、寒い影響により、様々なトラブルや事故に巻き込まれることはあります。こちらのカワセミもそんなトラブルに巻き込まれたようです。

凍ったパイプに脚がくっついてしまう……

話題となっておりますのは、240万近いフォロワーのいるインドの女優「ラビーナ・タンドン (@TandonRaveena)」さんの動画。

動画の内容としては、カワセミの脚がパイプにくっついてしまい飛び立てないという状況。あまりの寒さにパイプと脚が接着してしまったようです。

これはもはや絶体絶命です。最悪脚を切断するしか救出する方法はないのでしょうか。しかし、動画では意外な方法で救出します。

なんと、手のぬくもりでパイプとカワセミの脚を温めるという作戦。

そうすることで、接着面が解けて脚がパイプから離れるのではないかという考え。ただ、人間はそれが理解できても、カワセミ側からすれば人間は敵かもしれない。

なので、最初はカワセミもかなり抵抗をします。しかし、徐々に理解を示しおとなしくなっていく様子は、実に感動的です。

そして、しばらくたつと脚がパイプから外れ、見事救出成功。カワセミは「鶴の恩返し……」とはいかず、一目散で自然に帰っていくのです。

実に感動的なお話で、Twitterでは

「本当にこれは感動的です。」「真の思いやりとは、他人を傷つけるのではなく、和らげることだ」「とても美しい鳥。恐怖の中で首を回し続けている。」「とてもやさしい」

などと絶賛するコメントが寄せられております。

奇しくも日本では淀川にマッコウクジラが迷い込んでしまい、残念ながら命を落としてしまいました。違う生き物を助けたいという気持ちは世界共通で、なんだか色々と共感できる動画です。

Source: (@TandonRaveena)

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 凍った鉄柵にカワセミの脚が接着!驚きの方法で救出した映像に世界が感動