立方体のように見える3個の図形は、どれも6個のピースで組み立てられています。古い話になりますが、このパズルが売 ...


立方体のように見える3個の図形は、どれも6個のピースで組み立てられています。古い話になりますが、このパズルが売り出された頃、日本にも輸入されたそうです。しかし、遊び方の説明が不足していたらしくあまり売れなかったそうです。遊び方を知ってしまうと実際に遊んでみたいと思ってしまいます。この空間図形を作るのに必要なのは6個のピースと両手のみです。接着剤は一切使用しません。接着剤を使っていないのに、6個のピースはしっかりと固定されているのです。


6個のピースはすべて同じ形です。


使用する6個のピースはすべて同じ形をしています。決して複雑な形をしているわけではなく、単純な形です。



色々な角度から見てみましょう。


出来上がった形を色々な角度から見てみましょう。6個のピースがどのように組まれているかがわかります。3個の形を角度を変えて置き、正面から撮影しました。どのように組まれているのかお分かりになるでしょうか。


真上から見るとどのようになっているのでしょうか。



真上から見るとこんな風に見えます。


真上から3つの形を撮影してみました。正面と真上の両方から見ると、6個のピースがどのように組まれているのかがわかるような気がしませんか。



形をつくる方法を少しだけお教えしましょう。


形をつくる方法はいくつかあります。その中のひとつを少しだけお教えしましょう。6個のピースを2個ずつセットにして正方形の形を3個作ります。この3個の正方形の形をうまく組み合わせることができると、目的の形が完成します。



2個の正方形の形を組み合わせて...。


2個の正方形の形を組み合わせて、下のような形にします。6個のピースはつるつるしているので、この形にするには手先の器用さと慣れが必要です。何度も形がくずれてしまいます。しかし、くずれてもくずれても、「もういちどやってみよう!」という気持ちになります。


何度も繰り返し挑戦して空間図形が出来上がると、「やったー!」という満足感でいっぱいになります。しかし、そこで満足していてはいけません。まだまだ先があるのです。



1個の形ができたら、今度は...。


空間図形を作ることができるようになったら、今度は出来上がった図形をつなげることに挑戦です。1個の空間図形を作るところまでは練習を重ねるとできます。しかし、それだけだと楽しくありません。ここまでは序章です。このパズルにはさらなる形をつくるという目的があります。


さらなる目的とは...。



さらなる目的とは...。


これはこのパズルに同封されていたパンフレットです。


パンフレットには、”chain”、”blob”、”knot” という、さらに3つの形が示されています。


こんな形、いったいどのようにしたらできるのでしょうか。でも、作っては見たい形なのではないでしょうか。こんな形を作ることができる人ってどのような人なのでしょう。最初からは無理だとしても、実物を手にして挑戦してみたいものです。



接着剤を使っていないにも関わらず、6個のピースがお互いにしっかりと支えあってサイコロのような形をつくる。6個目のピースを付けるまでは非常に不安定な状態ですが、6個目のピースを付けると、もうバラバラになることはありません。このパズルが作られたのはかなり昔のことですが、魅力は衰えていません。


このパズルの名前は「space cubes」といいます。日本のサイトではありませんが、インターネットで検索すると、このパズルのページが出てきます。


空間認識能力が高い人は、今回紹介したようなパズルの答えなども簡単にイメージできてしまうのでしょうか。長方形の紙を使った、素早く発想の転換ができる人は、この形を簡単に作ることができる! という問題も、本当に簡単にできてしまうのでしょうか。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 国内では入手困難!6個のピースで空間図形を組み立てるパズルがハマる!