image:てるてる(@teruterurururu_)

もちもちした食感で美味しいタピオカ。Twitterで、てるてるさん(@teruterurururu_)が投稿されたタピオカが話題を集めています。それは原料のキャッサバという芋の一種を掘り、キャッサバ粉を作るなど1から全て手作りで完成されたすごい「タピオカミルクティー」なのです。途方もない時間をかけて仕上げられたのだと推測でき、脱帽してしまうレベルですが、なぜ作ろうと思われたのか?今回は投稿者に詳しくお話を伺いました。

タピオカミルクティーを、原料のキャッサバを掘るところから作ったすごいツイートを発見しました!手間暇がかかりすぎて、完成した時のミルクティーの味は格別なのでしょうね!

ツイートのリプ欄には、TOKIOが家や農作物まで何でも作ってしまう「ザ!鉄腕!DASH!!」の番組のようだとなぞらえる声や、時間をかけて作り上げたタピオカミルクティーの味を気にされる声が続々と寄せられ、注目を集めています。

・新時代のTOKIO現る!

・すごい 生まれも育ちも茨城だし実家に畑あるのにろくに土いじりもしたことない……。

・これは凄すぎる! 簡単に欲しいものが手に入ると、生産者のありがたみって薄れがち。それを知る良い機会になるだろうし、自分で1から作った本格的なタピオカミルクティー、涙が出るほど美味しいだろうな。

・わっ、キャッサバって日本でも採れるのですか?地理の授業では、熱帯もしくは亜熱帯の植物と習いましたが!

・1人鉄腕DASH!

投稿者さんインタビュー

image:てるてる(@teruterurururu_)

Twitterの投稿者である、てるてるさん(@teruterurururu_)はこの春から4年生になられた筑波大学で農学を学ばれているそうです。

今回は、てるてるさんにお話を伺いました。

■キャッサバからなぜタピオカを作ろうと思われたきっかけを教えてください。また、キャッサバは茨城県で作られている方が多いのでしょうか?

元々キャッサバがタピオカの原料であることは知っており、たまたま昨秋キャッサバ掘りに参加する機会をいただいたため、「せっかくなら作ってみたい!」と思い、作りました。

 

入手した芋から粉を採取する過程も自力で行い、その粉をタピオカにしています。キャッサバは茨城に限らず国内の生産量自体がかなり少なく、九州などの一部の農家さんや愛好家の方々などによる栽培に留まっているようですよ。

image:てるてる(@teruterurururu_)

■どのように作られているのでしょうか?

1.キャッサバ芋を水と一緒にミキサーにかけて粉々にし、できた液体を布などで濾す。

2.濾した液体のほうをバケツに入れてしばらく放置し、でんぷんが沈んだら上澄みを捨て、新しい水を入れる。

3.何度か水換えをして綺麗になったら、沈んだでんぷんを乾燥させる。(粉の完成)

4.水と黒糖を熱した鍋に粉を入れて混ぜ、生地を作る。

5.生地をタピオカの大きさに丸め、熱湯で茹でる。(タピオカの完成)

このような工程を経て、タピオカを作りましたよ。

image:てるてる(@teruterurururu_)

■手間暇かけて作り上げた、タピオカミルクティーだと思いますが、お味はどうでしたか?

とても美味しかったです!市販のタピオカよりも火が通りやすく、均一にモチモチしている感じがありました。

■大きな反響がありますが、今の心境は?

タピオカブームは去ったかと思いきや、多くの方に反応していただけて嬉しいです。

 

また、コメントや引用リツイートにて鉄腕DASHやTOKIOの皆さんを連想される方が多くいらっしゃるのですが、私も当番組が大好きで感化されているので、比較していただいてとても光栄に思います。

てるてるさんお忙しい中、お話ありがとうございました!

タピオカを作りあげるまでにこれほど多くの工程があるとは驚きました。タピオカブームが落ち着いてしまっている今、手作りタピオカブームが再熱する日も近い!?いつか作って飲んでみたくなりました!

西米=タピオカと読む!?食べ物の難読漢字も面白いですよ。

Source:てるてる(@teruterurururu_)

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 タピオカミルクティーを原料の「キャッサバ」から作った女子大生に話を聞いた