東京・中野にある中野ブロードウェイ。23区西側のオタクの聖地と呼ばれ、まんだらけの各店やオタク向けの店舗、その他アングラ店や一般店まで軒を連ねるカオスな空間となっております。そのブロードウェイの「核」ともいえるまんだらけのアダルトコンテンツ専門店「禁書房」が書類送検される事態に……いったい何があったのでしょうか。

「まんだらけ」アダルトショップ違法営業で書類送検

中野ブロードウエイ4Fで営業していた、まんだらけ「禁書房」が風営法違反で書類送検されたことが報道されました。近くに病院があるので、その付近で営業していたのが問題となったようです。

9月14日にガサ入れがあったというツイートがあったので、その頃から捜査が始まっていたようです。そして翌日の9月15日より営業を休止しています。

知らない方のために説明しておきますと「まんだらけ」はマンガ(特に同人誌)やゲームをはじめ「あらゆるジャンルのオタク向け商品」の扱うショップで、特にアダルトに特化しているわけではありません。いや、むしろアダルトは同人誌が中心になっているので、3次元のアダルト商品はかなり少ない印象があります。

少しでもオタ文化に興味があれば、一度は目や耳にしたことがある有名店。筆者も中野在住の頃は、ほぼ毎日通っておりました。

まんだらけ「禁書房」家宅捜索以前から店舗トラブルがあった……

実は、まんだらけ「禁書房」は以前からトラブルになっていました。2014年に高円寺から中野(ブロードウェイ)に移転してきたという「ファンシーショップ」の目の前に、突如「AV系専門店」を出店したということで、オープン以降「賛否両論」巻き起こっていたのです。

その際は店頭に目隠しなどがなく、外からAVのパッケージや写真集が見えてしまうということで「ファンシーショップ」からなんとかして欲しいという要請をしたとのこと。結局何の対策もされないまま、ファンシーショップ側が折れる形で休業。現在はネットショップのみで営業しているようです。

ちなみに今回の書類送検とこの話は「全く別物」ですので、お間違いなきように。ただし、やはり「まんだらけ」側も今回のような事態になる前に、なにかしら配慮があってもよかったのかなと思います。(個人的な感想ではAV業界ごと消滅し……ウソです、なんでもありません)

現在は渦中のファンシーショップ、そして「禁書房」ともに営業休止している状態です。この書類送検を受けて、何か新しい動きがあるのでしょうか。まんだらけとファンシーショップの今後が注目されます。

「まんだらけ」で思い出したのですが、エグい価格が付いていたレアカードがありました!このカード、確かに高額でも欲しくなる魔力がありますね……。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 まんだらけ「禁書房」書類送検、中野ブロードウェイに激震が走る事態に