妊娠するとつわりが起き、赤ちゃんの成長を感じることができます。つわりは非常に苦しい期間でお腹も大きくないので、周りにはこの気持ち悪さを分かってもらうことができませんが、妊婦さんは自身の体とお腹の中の赤ちゃんを大事にしなくてはなりません。お腹のふくらみや胎動は感じませんが、赤ちゃんはちゃんと成長しています。

お腹の中の赤ちゃんは胎児と呼ばれますが、胎児と呼ばれる前は胎芽と呼ばれています。
妊娠した女性自身も妊娠したことが気が付かない期間でもあります。

現在、まだ胎芽である赤ちゃんを3Dイメージで見ることができる「胚アトラス」の研究が進められています。
お腹の中にいる赤ちゃんを様々な角度から観察することができ、成長だけでなく病気も発見することができるようになります。
人間でもこの3D技術が現実味を帯びるようにと、マウスやニワトリで実験しています。
胎芽のときから赤ちゃんの成長を母親が実感をすることで、中絶人数を減らすことができるのではないかとも言われています。

胎芽はまだ細胞の段階で、人間の体を成していません。
まだ細胞の段階からお腹の中の赤ちゃんの様子を観察することは、フェミニストのような行為だと反対する声もあります。
しかし、妊娠や赤ちゃんの誕生は奇跡であることを忘れてはいけません。
母親だけでなく、父親も赤ちゃんが産まれる前から胎児の成長過程を見ることができることは素晴らしい技術の発展ではないでしょうか。

掲載元
http://www.dailymail.co.uk/health/article-3972718/Explore-embryo-atlas-Incredible-3D-interactive-map-gives-clearest-glimpse-two-months-human-fetus-development.html

(秒刊ライター:マギー)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 【朗報】お腹の中の細胞分裂中の赤ちゃんの成長を確認することができると話題に。